タイトル

「3フェーズに上がって」 スマ

 群馬ダルクは1~4までのフェーズ制になっており、私は6月末から3フェーズをやらせていただいています。3フェーズになってからまだ日が浅く、正直慣れていない部分もありますが今はアッパーフェーズらしく責任感を持って行動するように意識しています。3フェーズは自分の身の回りの管理が出来ているのが前提であり、その上で仲間のサポートをすることが必要不可欠です。また、施設の役割を与えていただきます。私は施設に来て仲間の存在の大切さを感じています。3フェーズになれたのも自分で頑張ってなったというよりも仲間のサポートのおかげでなれたと思っています。
 施設に来る前の私は、お酒を飲むことや自分の好きな事ばかり考えていて、身の回りの人達の存在をないがしろにして自己中心的な人間になっていました。自分の病気を否認し周囲の自分の事を思ってしてくれたアドバイスにも耳を傾けませんでした。自分の病気や問題を一人で解決しコントロールしようとしましたが、上手くいかずたどり着いた先はいつも精神病院でした。今振り返って自分の考えや行動はアディクションそのものだった気付くことが出来ました。もう過去の失敗を繰り返さないために私は今ここにいます。その為には、自己中心的な考えに陥らずに、仲間のマネをしたり、提案を受け入れてそれを実践したり、自分の問題に直面した時はちゃんと仲間やスタッフに助けを求め相談するようにしていきたいです。
 私は施設に来てからサポートするよりも、されてもらう方が多かったのですが、これからは仲間のサポートをもっとできる様になりたいです。3フェーズに上がったからと言って、高慢にならずに施設につながった頃の初心と今与えていただいている環境に感謝することを忘れずにこれからも回復し続けていきたいです。

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群馬DARCパンフレット(当事者向け)
群馬DARCパンフレット(当事者・関係機関向け)